塗装屋選びの注意点

最近お客様から、よくご質問いただく内容です。

公共施設を多くしている塗装屋は、どうなの?安心なの?

住宅・公共施設では施工の仕方が変わってきます。
住宅塗装をお考えのお客様は「公共施設を多くしているからこの塗装屋さんは安心。」ではなく、より住宅に特化した塗装屋が安心になります。

安心施工例
例)住宅100%
例)住宅80%公共施設20%

塗装はお安い金額ではありません。
県民性調査では、香川県はローンを組まずに一括でお支払いされる方の方が多いです。

例えば、塗装に100万円。耐候性が10年間。だとしましょう。
その場合には、年間10万円・月々1万以内と考えるとお安く思うかもしれません。

ランドセルの場合、購入時に6万は高いな〜と良く主婦の方は耳にしますよね?
6年生まで使用するとしたら、1年間1万と考えるとお安く思いますよね。
しかし一括のお支払いとなると金額がお高いので色々と考えますよね。

しかしながら、公共施設をメインでしている会社の経営自体はお客様から見て安心になります。
そのため、塗装の金額と住宅の塗布(耐候性)の仕方は気にせず、それより倒産の恐れを心配される方には、住宅より公共施設を占めている塗装屋がオススメです。

ハウスメーカーの塗装料金が高い気がするんだけど?

と弊社にお見積もりの相談が増加しております。
住宅を建てると定期検診に来て下さいます。その際に塗装をオススメされます。

お客さまの仰るとおりで高いです。
なぜなら、中間手数料(中間マージン)の費用も入っているからです。
多くのハウスメーカーは、同じ県にある塗装屋が下請けに入ります。
結局、塗装するのはハウスメーカーではなく県内にある塗装屋です。
取引がある塗装屋でも腕のいい職人が施工するか見習いの職人が施工するか、またまた取引先の下請けの下請けに塗装されるか。お客様には見た目わからないです。
それなのにハウスメーカーは弊社でしてくれないと塗装した箇所には今後保証はしません。と圧をかけてくるそうです。
その場合は、塗装をする箇所に保証をしてくれる塗装屋にお願いすると良いでしょう。
ハウスメーカーと塗装屋のお見積りで、30万〜100万変わる時もあります。

塗装した後に保証は無い。と他社で言われたんだけど?

会社によって塗装(塗料)グレードや施工内容により保証内容、年数は異なります。
しかしながら、保証が全くない。保証内容が口説明で保証書が発行されない。は危険です。

施工中に何かあっても現状は大丈夫だけど、後々お客様が困ることになる。をお伝えしなかったり、施工内容が勝手に変わったり、塗料が違うのを使用されていたり。早く(適当)施工して集金したい。などが見受けられます。

お見積書に保証年数が記載されていない場合は、お見積もりの段階でお聞きすることをオススメします。

職人直営だから中間マージンが無いと言われたけど?

弊社が職人直営(社長も現場に毎日職人をしている)のため、中間マージンが無いように職人直営同士の会社でお見積りされている方のお話です。

相見積もりにて他社様のプラン内容や施工内容のお話をお伺いするときがあるのですが、その際にお客様から他社も「職人直営と言われ、パンフレットやHPにも職人のプロフィールが載っている。しかし実際は、下請けだったり下請けが専属になっており中間マージンがかかっていたお見積りになっている。」と伝えられます。

同じ「ラジカルシリコン・フッ素・無機」塗料でもメーカーが違えば塗料の成分も異なるのと会社の規模でもお見積りに差が着くのは必然になります。が、職人が社員かどうかは、お客様でお調べになるのはかなり難しい状況だと思います。
難しい場合は職人直営の社長が職人かをお調べし、社長に塗装してもらうお約束をするのをオススメします。

最近流行りのSNSはしないの?

HPのブログ、Instagram、TikTokにつきましては、弊社も取り組んでおります。
防犯面や家族構成もあり、お客様から許可をいただけました方のみのご自宅になります。

弊社では、基本塗装についての流れや施工前と施工後の違いを発信させていただいております。
よくバズる。をお聞きすると思いますが、そこに関しては気にしておりません。
塗装をお考えの皆様により良くわかるように、まとめたものを記載しております。

そのため、お客様邸でふざけた動画やバズるような動画を撮ったりもしません。
今後もしするとしたら・・・ショールーム内のみですね。

お客さまの中には
「許可はしたけど、まさか自宅でふざけた動画や塗装に関係ない動画を撮影されると思わなかった。仕事中の塗布中などにも関わらずおちゃらけたりの動画や質問がえしなどをして仕事に集中できていない。」とお聞きします。

弊社では、塗装の塗布量や乾燥期間などなど徹底しているため、職人が困ることやお客様のご自宅で現在見た目でわからなくても今後わかるような施工の仕方はしておりません。安心して下さい。

同じ施工内容でも完工時期が異なるんだけど?

ご近所さんで各会社で塗装を何件かされていた時のことです。

住宅が同じ大きさ同じ箇所に塗布する時にも人数や塗布の仕方などにより日数が変動します。
お気をつけてほしいことが、天候も含め特に施工中も問題なく施工したとします。

A社:2週間で完工 B社:4週間で完工 だとします。

塗布量や乾燥期間を守っていないのが分かります。
塗料には塗布した後に何時間空けないといけない。という決まりもあります。
1日に同じ箇所を4人〜職人が施工するのも良くないです。
なぜなら人によって塗布の力加減なども変わるからです。
同じ箇所に違う日は異なる職人が施工するのも良くないです。
4人〜施工に入ったとしても箇所ごとに分かれて上塗りまで同じ職人が塗布するのは問題ありません。

施工後の見た目は分からないとしても、後々分かります。
施工後、Aの住宅 Bの住宅 を細かい部分まで確認すると分かります。
数ヶ月で塗布した場所のムラが出たりなどお困りのお客さまのご相談も受けます。
お願いした塗装会社に見に来てもらっても問題ない。と言われるケースがあります。
大きな塗装会社でもこのケースはありました。誰がどのように塗装をしたかです。

こうならないためにも
住宅に特化しているか?下請けでも腕が良い職人はたくさんいますが下請け任せではないか?今後の保証はあるか?が大事になってきます。

問題ない。と言われたらお客さまには分かりません。しかしお客さまでも何かおかしい?と感じることはできます。
問題ない。と言われても納得できない時は、他社の塗装屋に診てもらうこともオススメします。
弊社でも、弊社から見ておかしいと感じた際にはアドバイスをしたり代わりに他社にお伝えしたりもあります。

塗装して終わり。ではなく何年もお客様ものことを思い塗布をし、今後もお付き合いできるような塗装屋が必要だと感じております。

いまだに早く施工を終わらして月の数をこなし集金したい。という会社もまだまだたくさんあります。
中には、取引先の下請けが早く集金したいがためにこのようなケースもあります。

相見積もりの差について

お客様がお選びになる塗料メーカーやグレードによって変わってきます。
ここでお気をつけてほしいのが、例えばA社とB社フッ素グレードにします。
A社150万、B社100万。50万の差が出ました。

1つ目のパターン
A社の方が50万高いのにも関わらずメーカーの成分はB社より衰えている。ということです。
お客様からしたら困ったお話です。

2つ目のパターン
逆にB社の方が安いにも関わらず成分も良い。ということもあります。
中間マージンがない、会社の規模が小規模などによるからです。

3つ目のパターン
B社は中間マージンはないにしろ、同じグレードでもA社より塗料の成分が衰えている。こともあります。

4つ目のパターン特に注意!
A社は、中間マージンもかからず、成分もB社より良い。
しかし同じグレードだし
(1:B社の方が安いからB社にしよう。)
(2:B社も中間マージンがかからないし、成分もそこまで差がないならB社にしよう)
このパターンが特に危ないんです。
先ほどの同じ施工内容でも完工時期が異なるんだけど?に当てはまる時があるのです。
2:のパターンだと早く施工して早く終わらそう。などなど
このパターンの時は細かく同じ施工内容でも完工時期が異なるんだけど?の施工内容を詳しく聞いてみて下さい。

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